15日午前9時10分ごろ、川崎市川崎区池田1丁目の京急八丁畷(はっちょうなわて)駅近くの踏切で、京成高砂発三崎口行き快特電車(8両編成)に男性2人がはねられ、死亡した。神奈川県警は踏切内にいた男性と、助けようとした男性がともにはねられたとみて調べている。 川崎署によると、70代とみられる男性が踏切内に入った後に遮断機が下り、直後に50代とみられる男性も遮断機をくぐって踏切内に入ったという。後に入った男性が、先に入った男性の腰のあたりをつかんで引き戻そうとしている様子が目撃されているという。 現場には、50代の男性と、近くに住む70代男性の身分証明書が落ちていた。70代の男性は認知症の症状があるといい、2人とも連絡はとれていないという。署は身分証明書は亡くなった2人のものである可能性があるとみて、身元確認を急いでいる。