安倍総理大臣の後任を選ぶ自民党総裁選挙をめぐり、立候補に意欲を示す岸田政務調査会長は、9月、みずからの政権構想などをまとめた著書を出版するのを前に31日記者会見しました。 そのうえで、加藤紘一氏らが20年前に当時の森総理大臣の退陣を求めて内閣不信任決議案に同調しようとした、いわゆる「加藤の乱」に触れ、「加藤の乱は、結局、最後まで戦わずに一歩手前で撤退した。やはり戦う以上は、勝つまでしっかりと戦い続けなければならない」と述べました。 また、岸田氏は、中堅・若手議員らが党員投票を実現するよう二階幹事長に要望したことに関連し、「党員投票などを通じて多くの皆さんの声をくみ上げることは重要だ。最大限検討してもらいたい」と述べました。
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