福岡県・沙原(さばる)神社に、連日多くの参拝客が詰めかけている。現在放送中の人気アニメ「けものフレンズ」の主人公にちなんだ「聖地」としてファンが訪れていたが、22日以降参拝者が殺到。正月三が日を上回る異例の事態に神社も驚きを見せる。 江戸時代中期に創建された沙原神社は、トラ猫をまつる神社として、以前から一部の猫好きの間では知られていたが、1月から放送のアニメ「けものフレンズ」に登場する主人公「サーバル」と名前が似ていることをきっかけに、「聖地」として徐々に参拝客が増えていた。 参拝客が急増したのは、最終回直前の第11話が放送された22日以降。それまでは和やかに記念撮影をしたり、イラストを描いた絵馬を奉納したりしていたが、この日を境に鬼気迫る形相で真剣に祈りに来る参拝客ばかりになったという。 中には白装束の正装で訪れる参拝者もおり「受験シーズンですら、ここまで敬虔(けいけん)に祈る若者の姿を