JR西日本は6月24日、近畿車輛の本社工場(大阪府東大阪市)で、新型車両の323系電車を報道陣に公開した。早ければ年内にも大阪環状線・桜島線(JRゆめ咲線)で営業運転を開始。両線で運用されている車両のうち旧国鉄車の103系電車や201系電車を置き換えていく。 323系は、JR西日本が2013年12月から展開している「大阪環状線改造プロジェクト」の一環として開発された新型電車。大阪環状線・JRゆめ咲線用として新型車両が開発されたのは、これが初めてだ。 今回公開されたのは最初に完成した8両(8両編成1本)のうち4~8号車の5両で、各車両の番号は以下の通り。号車番号は大阪駅基準で福島方が1号車、天満方が8号車。1両あたりの定員は先頭車が139・140人、中間車が153人になる。 1号車=クモハ322-1 2号車=モハ323-2 3号車=モハ322-4 4号車(女性専用車)=モハ322-3 5号車