弱小団体 チケット売り手で利用も「実験台…起こるべくして起こった事故」 (1/2ページ) 2008.12.24 07:26 プロレス歴わずか6カ月。会社員をしながらリングに上がっていた由利大輔さんが受けた「ダブルインパクト」は、危険な技の代表格だった。弱小団体の中には十分な技術や体力を身につけないまま練習や試合に臨むケースも。専門家は「技をかける方も素人同然だった。由利さんは危険なプロレスごっこの犠牲になった」と指摘する。危険なプロレス技で死亡した由利大輔さん「変な落ち方したぞ」 「ダブルインパクトをやろうよ」。10月18日未明、江東区の格闘技ホールで行われた3団体の合同練習。由利さんの所属団体の代表が由利さんを肩車した上で別の男性選手を誘った。 「どのように技を受けたらいいんですか」 由利さんの質問に男性選手は「(ラリアットを受けた後に)ぐるんと1回転して腹から落ちればいい」と指導。し