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2009年1月8日のブックマーク (2件)

  • 都内のルーフバルコニーでネコと暮らす: 派遣村批判に対するなんちゃって社会心理学分析

    私は「社会心理学」という学問分野の中に所属する「組織心理学」という日ではマイナーな学問を専攻しています。組織に興味がある人は、たいていが経営学に進んでしまうので、日に限らずアメリカでも、マイナー色が濃い学問分野です。 社会心理学でもっともメジャーなのは、組織ではなく「社会世相」をみて「どうやってこの世論が形成されたのか」を分析し、その時代背景を読み解き、商品マーケティングや政策に反映させていく「大衆心理学」という分野です。 というわけで、私自身の専攻は大衆心理学ではないので、あくまでも「なんちゃって」でしかないのですが、この2週間、インターネットでもリアルな会話でも吹き荒れている「派遣村批判」がどういう社会世相を反映しているのかを、つらつらと考えてみました。 派遣批判をする若者に対して「痛みをしらないから批判する」という批判をしている報道やコメントを見ることがあります。しかし、すくなく

  • 王様を欲しがったカエル |紙屋研究所の歪んだ性愛観(1)

    1. 実は、この文章を書く前に、別のブログ用文章を仕上げている最中だったんだけど、マンガ評論系サイトである『紙屋研究所』に、APP研の主要メンバーである杉田聡が書いた『男権主義的セクシュアリティ』の紹介文が載っていることをこのブログのコメント欄で知り、その内容があまりにも酷かったので急遽予定を変更。こっちの文章を先に書き上げることにする。というか、学術界における表現規制派のトップが書いたトンデモ論文に、マンガ評論をやっている人が条件付きとはいえ賛意を示すのはいかがなものか? APP研はキャサリン・マッキノンというラディカルフェミニストの主張を理論的な柱とする極左系の反ポルノ団体で、学術系のメンバーが数多く在籍している。このラディカルフェミニズムの主要な理論は、男性を資家、女性をプロレタリアートに見立て、男性が女性を性的に搾取しているというもので、そこからポルノが性暴力を蔓延させる元凶で、

    kobak
    kobak 2009/01/08