ガス湯沸かし器の事故による死者が、パロマ工業製品事故の発端となった一九八四年度以降、少なくとも百七十二人にのぼっていることが本紙の調べであきらかになりました。これは、燃焼器具や家電製品などの事故情報を収集し、原因調査をする独立行政法人・製品評価技術基盤機構の「事故情報詳細」などから調べたものです。 84―05年度 本紙調べ 八四年度から〇五年度までに同機構が収集し、調査・分析した事故の各年度別報告書(明細編)を調べた結果、「ガス湯沸かし器」による事故は二百三十六件でした。大半が一酸化炭素(CO)中毒の被害者を伴っており、重軽症者は二百七十六人にのぼっています。そのうち八十八件の事故で百五十九人の死者が記録されています。 事故発生年月日、事故内容などをつきあわせると、この「事故情報詳細」にはパロマ工業製品の一連の事故(パロマ工業が公表している二十八件)のうち、十件(死者八人、重軽症者十三人)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く