東京都江戸川区の分譲マンションで、部屋の持ち主(区分所有者)の1人が3LDK(63平方メートル)を「12人用のシェアハウスに改築する」と申し出て、管理組合とトラブルになっていることが分かった。中央区銀座のシェアハウス運営業者が持ち主に「家賃収入が倍になる」として計画を提案。組合は「実態は脱法ハウスであり、認められない」と主張している。この業者は同様物件を多数既に運営しているといい、今後他にも問題が広がる可能性もある。 【立ち上がることもできない個室内の写真】 ◇管理組合と業者対立…マンション一室、改築計画 このマンションは築約30年で166戸が入り、出入り口はカード式オートロック。5月8日、シェアハウス業者から突然「カードを13枚ほしい」「明日から工事を始める」と組合の理事長に連絡があった。 業者や持ち主が組合に示した設計図面によると、改築で3LDKの間取りを崩し、廊下やトイレなどわ