分散KVSの「etcd」、Cloud Native Computing Foundationのインキュベーションプロジェクトに Kubernetesなどの開発をホストするCloud Native Computing Foundation(CNCF)は、オープンソースとして開発されている分散キーバリューストア「etcd」(読みはエトセディー)の開発がCNCFのインキュベーションプロジェクト(育成段階のプロジェクト)になったことを発表しました。 etcdはもともとCoreOS(現在はRed Hatが買収)がコンテナのクラスタの構成情報や状態などを管理するために開発した分散キーバリューストアです。 ネットワーク上に分散した多数のノードから構成されるクラスタでは、ノードの障害やネットワークの分断に対する強い耐性を持ちつつ、クラスタの情報を管理するために多数のノードからの書き込みや参照を高速に処理で