一般的なスクリーン・リーダーや音声ブラウザは、それを利用する前にコンピュータにインストールするという作業が必要です。そのため、例えばインターネットカフェや図書館のコンピュータのように、不特定多数の人たちが利用するコンピュータを、音声読み上げ環境のユーザーが利用することは困難でした。たいていの場合、これらの共用のコンピュータに利用者自身がソフトウェアをインストールして利用することは認められていないからです。 このような問題を解決すべく、ワシントン大学のJeffrey P. Bigha氏をはじめとしたプロジェクトで開発されているのがWebAnywhereで、2008年4月に北京で開催されたInternational Cross-Disciplinary Conference on Web Accessibility (W4A)でもプレゼンテーションが行われました。 特徴として、スクリーン・リー