6月に引退する人気AV女優、みひろ(27)の半生が映画化されることが13日、分かった。昨年5月に上梓した私小説をもとに、夢を叶えるためAVに身を投じた女性の姿を描く「nude」(小沼雄一監督、9月公開)。AVを含むヌードシーンが満載の主人公・ひろみ役には、女優の渡辺奈緒子(25)が決定。これが初主演となる渡辺は「脱ぐ、脱がない、にとらわれず全力でぶつかっていきたい」と力を込めた。 かわいくてぎゅっと抱きしめたくなる−。その童顔と小柄なボディーが“妹キャラ”と称され、男性ファンを喜ばせてきたみひろ。原作「nude」(講談社)は、高校を卒業し田舎から上京したひろみが女優になる夢を実現するため、AV女優・みひろとなり、懸命に生きる姿を自ら綴ったもの。 その映画化とあっては、AVシーンを外すことはできない。“きわどい”セリフとシーンの数々に挑むのが、06年の女優デビュー後、映画を中心に活動してきた