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ブックマーク / kotobank.jp (6)

  • トマスアケンピスとは? 意味や使い方 - コトバンク

    ドイツの修道者,宗教思想家。ライン川下流地方ケンペンに生まれ,デーフェンターの共同生活兄弟会の学校で学び,1399年,15歳年長の兄ヨハネスが院長であったアウグスティヌス参事会の修道院に入る。1413年司祭となり,その長い生涯を同修道院のなかで送った。今日なお論争の最終的結着はついていないが,彼が《イミタティオ・クリスティ》の著者であることはほぼ確実視されている。すなわち,彼が書きのこした多くの信心生活に関する論考のうち,四つが一つにまとめられ,この表題の下に後世に伝えられたと推定される。これら信心的著作のほか,〈新しい信心Devotio moderna〉の創始者G.フローテ,その後継者であり,彼自身教えを受けたラーデウェインスFlorentius Radewijnsの伝記,所属した修道院の歴史なども書いており,〈新しい信心〉のもっとも完全で,卓越した代表者とみなされている。 執筆者:稲垣

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  • Devotiomodernaとは? 意味や使い方 - コトバンク

    … [近代における修道理念] 中世末から近代にかけて修道精神は激変のうちに転生する。トマス・ア・ケンピスのいたアグネテンベルク修道院と同様,フローテの創設した〈共同生活兄弟会〉に属した約50の修道院は,ネーデルラントとドイツに〈新しい信仰Devotio moderna〉と呼ばれる敬虔主義的運動を民衆の間にも広めるし,イタリアでは,従来の観想修道院が托鉢修道会の組織を採り入れた〈修族congregatio monastica〉という新しい修道組織によって新生する。15世紀から16世紀にかけてイタリアにはたくさんの兄弟会が結成され,そのなかから1524年にはテアティノ修道会が生まれ,その4年後にはフランシスコ会の改革を目ざしたカプチン会も創設された。… 【福音主義】より …16世紀初頭の西ヨーロッパにおいて,宗教改革に先立ちカトリック教会の組織内でその浄化を図り信仰を刷新しようと試みた運動,ま

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  • 繋驢橛(ケロケツ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    今日のキーワード ぐんまちゃん 群馬県のマスコットキャラクター。人間だと7歳ぐらいのポニーとの設定。1994年の第3回全国知的障害者スポーツ大会(ゆうあいピック群馬大会)で「ゆうまちゃん」として誕生。2008年にぐんまちゃんに改名...

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  • 分水嶺(ブンスイレイ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    〘 名詞 〙① 分水界になっている山の尾根。[初出の実例]「北分水嶺附近に在りし我一部隊」(出典:風俗画報‐二九二号(1904)第一軍の活動)② 転じて、物事がどうなっていくかが決まる分かれめ。[初出の実例]「騒擾の分水嶺となるべき工部局の特別納税会議」(出典:上海(1928‐31)〈横光利一〉三八)

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  • 主知主義(シュチシュギ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    1 感情や意志よりも知性・理性の働きに優位を認める立場。主知説。⇔主意主義/主情主義。 ㋐認識論で、真理は理性によって合理的に把握されるとする立場。 ㋑形而上学で、世界の根原理を知的・理性的なものとする立場。 ㋒倫理学で、行為を律する道徳的原理を知性や理性のうちに求める立場。 ㋓心理学で、すべての心理的現象を知的な要素から説明しようとする立場。 2 文芸史で、知性を重んじる立場。 〘 名詞 〙① 一般に知性を重んじる立場。主知説。(イ) 認識論で、感覚主義や経験主義に対し、真理は理性によって得られると説く合理主義の立場。プラトン、アリストテレス、デカルト、カントの立場。(ロ) 感情、意欲、行動よりも思惟と認識をより優位に置く立場。プラトン、スピノザのたぐい。[初出の実例]「学問の為の学問といふ立場は、〈略〉学問の価値が唯一にして最高だとすることが多い、而して此の立場が所謂主知主義(Int

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  • 伝播(デンパ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    〘 名詞 〙① 伝わりひろまること。広く伝わること。また、広くまきちらすこと。でんぱん。[初出の実例]「意はざりき、早く已に人間に伝播せんとは」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)二)[その他の文献]〔宋史‐賀鋳伝〕② 物理学で、波動が媒質の中をひろがって行くことをいう。 文化人類学の用語。二つの文化が直接あるいは間接に接触した場合,一方の文化から他方の文化へ,文化要素の移行・受容が行われる現象をさす。この意味において伝播は人類に普遍的であり,また人類の歴史のすべての段階に存在し,これによって,最初局地的に知られているだけだった創造的努力の成果が広まり,また再発明の手間を省くことによって文化の発展を促進してきた。既存のある文化体系に新しい文化要素がつけ加わるのには,その文化体系内部での発明と,他文化からの伝播とがあるが,ともに同様な過程をたどる。つまり(1)新要素の紹介,(2)受容,(3)

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