日本共産党(本部:東京都)は20日、参議院選挙後に同党を会計監査法人へと改組し発展的解消する─との計画を正式に発表した。安倍総理の国民的人気を相手にしてサヨク政党は苦戦を強いられており、現状では与党の前に惨敗することが確実視されている。共産党の発表はこうした現実をふまえ、参院選後の身の振り方を早期に示したもの。 共産党の監査能力の高さにはかねてから定評があった。石原都知事のガラパゴス周遊クルーズについて「相場より高い。業者にボラれすぎ」と指摘して知事を救った一件は記憶に新しい。最近では、議員のミネラルウォーター代・光熱費や事務所の地代・家賃まで逐一チェックしてくれる細かい仕事ぶりに、与野党問わず政治家から感謝の声が寄せられている。その業績はコスト意識の低い国民性から日本ではあまり評価されていないが、海外では「監査を頼むならジャパンのコミュニストだ」との声がしばしば聞かれる。20世紀最高の経