2020年2月2日のブックマーク (3件)

  • 我、スターリングラードを防衛せり:一兵士の視点から見た史上最大の激戦

    スターリングラード攻防戦は、独ソ両軍の凄惨きわまる肉弾戦だった。この人類史上最も激烈な戦闘を最初から最後まで生き抜いた者はほとんどいない。 100万人以上のソ連軍兵士が、第二次世界大戦全体の帰趨を決めた、運命的なスターリングラードの戦いに参加した。この都市の郊外で敵をい止めようとした者もいれば、市内のあらゆる建物と通りをめぐり肉弾戦を展開した者もいれば、東部戦線でドイツの最精鋭部隊の一つだった、フリードリヒ・パウルス将軍率いる第6軍にとどめを刺した者もいる。 戦いに参加した赤軍兵士の数十の回想を読んで、我々は、こういうことを想像してみた。ある素朴な一兵卒が仮に、この悪夢のような激戦を最初から最後まで体験し、そのすべての主要な戦闘に参加したとしたら、スターリングラード攻防戦の全体像はどのように彼の眼に映じるか、と。 我々が創造した架空のヒーローを迎えてほしい。彼は、シベリア出身のミハイル・

    我、スターリングラードを防衛せり:一兵士の視点から見た史上最大の激戦
  • 中国 湖南省 ニワトリが「H5N1型」鳥インフルエンザに感染 | NHKニュース

    中国の湖北省で新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、隣接する内陸部の湖南省の養鶏場でニワトリが「H5N1型」の鳥インフルエンザウイルスに感染しているのが確認され、当局は警戒を強めているものとみられます。 感染の確認を受けて、およそ1万7800羽が予防的に殺処分され、感染が広がらないよう処理をしたということです。 鳥インフルエンザはもともとは鳥に感染する病気で、「H5N1型」と呼ばれるウイルスはヒトにも感染して重い症状を引き起こすことが知られています。 中国では、去年、東北部、遼寧省の鳥の飼育施設でも感染が確認されていて、2015年には、内陸部、四川省で感染した男性が死亡したと伝えられています。 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、中国当局は、鳥インフルエンザの感染の拡大にも警戒を強めているものとみられます。

    中国 湖南省 ニワトリが「H5N1型」鳥インフルエンザに感染 | NHKニュース
  • 「規制帝国」としてのEU - HODGE'S PARROT

    山下範久 編『帝国論』読書中。面白い。 帝国論 (講談社選書メチエ) 作者: 山下範久出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/01/11メディア: 単行購入: 2人 クリック: 17回この商品を含むブログ (9件) を見る とくに興味を惹いたのが、鈴木一人”「規制帝国」としてのEU──ポスト国民帝国時代の帝国”。 著者は、まず、現在隆盛を極めている議論──アメリカを中心とした世界秩序に「帝国」のレッテルを貼り、それを批判することが「了解」となっている「帝国論」への判断を、ひとまず留保する。 そして、アメリカのみが帝国として君臨するのではなく、アメリカ帝国と「競合しつつ共存」する帝国も存在するのではないか、と意識してみる──かつてイギリス帝国が世界帝国として覇権を遂げたとき、フランス、ドイツなど「競合しつつ共存」する帝国が存在したように。 確かにアメリカの影響力は強大であるが、既述し

    「規制帝国」としてのEU - HODGE'S PARROT