7月23日、新型コロナの感染拡大に伴って発令された緊急事態宣言下で東京オリンピック2020大会が始まりました。不透明な資金繰りや大会関係者の差別発言など多くの問題が指摘され開会式直前にも小山田圭吾氏やのぶみ氏の辞任といったゴタゴタがあった中、多くの人の「中止するべきだ」という声を無視して強行されたオリンピック。大会が始まってから報道は日本人選手の活躍一色に染まっていますが、その裏側はどうなっているのでしょうか。 炎天下、誰も来ない駐車場に立つだけの仕事 6月の後半からオリンピック施設の警備員として働いている方にお話を伺いました。都内在住の男性で、普段はスーパーなどの商業施設内でやはり警備員として仕事をされている方です。開口一番に口にしたのは「早く終わってほしい」という言葉でした。 「拘束時間が長いのがとにかく辛いです。オリンピック施設は24時間警備なのですが、それを2交代で回しているので1
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