2021年8月31日のブックマーク (2件)

  • ゲームプレーヤーを精神疾患にするディストピア――久里浜医療センター「ゲーム障害の有病率5.1%」論文のからくり/井出草平 - SYNODOS

    ゲームプレーヤーを精神疾患にするディストピア――久里浜医療センター「ゲーム障害の有病率5.1%」論文のからくり 井出草平 社会学 社会 エグゼクティブ・サマリ 久里浜医療センターの樋口進氏らのグループが発表した論文から、ゲーム障害を過剰診断していく方針が読み取れる。この論文は厚労省・文科省の政策にも影響があると考えられ、ゲーム好きの健康な子どもや若者たちが、精神疾患とレッテルを貼られ精神科病棟に入れられる未来も現実味を帯びてきた。 先日、ゲーム障害の有病率調査が久里浜医療センターによって発表された。【注1】英語論文として発表されたため、まだ一般には知られていないが、専門家の間ではかなり話題になっている。というのも、久里浜医療センターはゲーム障害でない人を診断しようとしているのではないか、と、いわゆる過剰診断を懸念する声が湧き上がっているからである。 稿では、久里浜医療センターの研究を紹介

    ゲームプレーヤーを精神疾患にするディストピア――久里浜医療センター「ゲーム障害の有病率5.1%」論文のからくり/井出草平 - SYNODOS
  • 陽光もない、ビーチもない、でも塩がある ベラルーシで注目のアレルギー治療:朝日新聞GLOBE+

    欧州最後の独裁国家、とよくいわれるベラルーシでの話。 同国内にあるオーストリアの会社でマネジャーをしている40歳のYury Lukasheniaは、休暇に家族を連れてスペインやギリシャといった陽光降り注ぐ国々で過ごすくらいのゆとりはある。 ところが毎年春の休暇シーズンになると、彼は自国ベラルーシのサリホルスクにある岩塩坑に2週間、運が良ければ3週間滞在するのを楽しみにしているのだ。 「もちろん、最初はちょっと怖かったよ」。彼は初めてサリホルスクに行った時のことをよく覚えている。ガタガタの、明かりもつかないエレベーターに揺られながら地下約420メートルまで降り、世界最大級の塩とカリウムの鉱床につながるトンネルや洞窟が張り巡らされた薄暗い回廊に入ったのだから。 以後、旧ソ連時代の「岩塩鉱業の宝」だったサリホルスクへの旅は今回で6回目となった。Lukasheniaは呼吸が困難になるアレルギーに苦

    陽光もない、ビーチもない、でも塩がある ベラルーシで注目のアレルギー治療:朝日新聞GLOBE+