世界的な株安の連鎖に歯止めがかからないなかで、25日の東京市場でも日経平均株価が大幅に下落して取り引きが始まり、都内のインターネット証券会社では、個人投資家からの問い合わせが相次ぎました。 取り引きが始まって日経平均株価が急落すると、問い合わせの電話はさらに増えて、いつもの2倍以上の問い合わせが集中しています。 担当者の1人は、「株価の値下がりを心配するお客様が多い一方で、株価の急落をチャンスと考えて、新たに取り引きを始めたいという問い合わせもある」と話しています。 また、株価の急落について、カブドットコム証券の山田勉マーケットアナリストは、「世界の金融市場がまさに混乱しているということに尽きる。日本の株高は、円安がけん引する形で、2年8か月続いてきたが、その前提が若干、危うくなっている。中国経済の減速は市場はある程度、織り込みつつあったはずだが、人民元の切り下げなどで、中国経済は想定以上