「他人に理解してもらえるはずがない」という気持ち以前「探偵小説を擁護すべきだったのだろうか」という記事を書いた。 「探偵小説」とは、大正~昭和初期にかけて流行した小説のジャンルである。現代でいう所の推理小説のように謎解きに重点をおいた「本格探偵小説」と、変態心理や猟奇的な描写などに焦点を当てている「変格探偵小説(不健全派などともいう)」があり、私は後者が好きである。 で、冒頭の記事でも書いたのだが、以前「探偵小説が好き」という話をした所、ある人に「探偵小説っていらなくないか」といわれて面食らったことがある。 「純文学(という高尚な文学)があるのだから、探偵小説(のような俗っぽい小説)ってこの世にいらなくないか」ということらしい。 私は現実にこのようなことを言う人がいるのかとビックリしたのと、こういう人には何を言ったって聞きやしないだろうという面倒な気持ちになったことから特に反論しなかったの
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