2016 - 01 - 12 失踪 つれづれ 今日、パート先の社員が失踪したと聞いた。印字された書置きを残して退社したらしい。書置きには「素晴らしい職場」やら「人々に感謝」やら「これからを応援」などと綴ってあった。職場の人々は誰一人としてその社員の辞意を知らなかったらしく、書置きのみの意思表示だったとか。50歳前の社会人、しかも勤続25年超でそんなことってあるのかと社会のイージーさに驚愕した。専業主婦を長くしている間に私はてっきり社会はもっとキッチリしたものだと思っていた。失踪社員を失ったあとも通常の業務は滞りなく過ぎて、代替社員はほどなくして補充される予定らしい。 ちなみに代替をダイガエと読む人が多い気がする。言語は多数派に流れるものなので私もダイガエと読むほうが良いのかと迷っているが、「確信犯」ほどに新たな方が浸透している風ではないと思うのでまだしばらくはダイタイと読もうと思う。 失踪