EURO2012は現地時間8日(以下現地時間)に開幕し、グループAの2試合が行なわれたが、これを前にBEUC(欧州消費者機構)が複数の大会公式ユニフォームから鉛やニッケルなど有害物質が確認されたとして、警告していたことが分かった。ロイター通信が報じている。 EU加盟国のほか、欧州各国における消費者団体が加盟するBEUCは5日にプレスリリースを発表。イタリア、スペイン、ポルトガルの加盟団体がユニフォーム9枚(ポーランド、スペイン、ドイツ、ロシア、ウクライナ、イタリア、フランス、オランダ、ポルトガル)を検査したところ、そのすべてから人体に有害なレベルの化学物質が確認され、うち6枚(スペイン、ドイツ、ウクライナ、ロシア、フランス、イタリア)から鉛が確認されたという。 BEUCはそのほか、ホスト国ポーランド代表のユニフォームから、法定基準を超える量の有機スズ化合物が検出されたと報告。汗による臭