母と一緒にお出かけする時、 当たり前のように手を繋ぐようになりました。 今年、傘寿を迎える母は 働き者で、 いつもキビキビ動いていて、 とてもロマンチストで、 絵画を観るのが好きで、 たまにおっちょこちょいなところがある 娘の私からみても 素敵だなと感じる女性です。 そんな母も、 だんだんと重ねる年齢とともに 「身体が思うように動かない時がある」と 感じるようになりました。 つまづきやすくなったり、 疲れやすくなったり、 早く歩くことがツラくなったり。 母はもともと早く歩く人だったので、 私の方が「ちょっと待って」と お願いする程でした。 最近は、 母はゆっくりと歩くようになりましたので 私の少し後ろにいる母を確認しながら 「早くなってないかな」と 気にするようになりました。 昨年、私が余所見をした瞬間、 母がつまづいて転倒してしまいました。 幸い、大きな怪我はなかったものの 母はショック