一問一答は以下の通り。 ――なぜ申告しなかったのか。 2、3年前に本や講演などの雑所得が自分で申告するスケールを超えてしまった。地元の税務署の人には早くした方がいいと言われて、「します」と答えていたが、仕事に追われて、全然、書類の整理ができずに、申告する暇がなかった。その意味では申し訳ない。 ――税理士に頼もうと思わなかったのか。 知り合いの税理士がいなかったし、(税理士に頼む)暇もなかった。そろそろやらないとまずいな、と思っていたら、(地元の税務署ではなく)国税局が来た。今後は雇うつもり。 ――収入はどれくらいあるのか。 自分の普通預金のトータルの残高は知っているが、年収は把握していない。 ――経費を計算するための領収書は残していたのか。 買った本とタクシーの領収書だけ袋に入れておいたが、全部は残していない。 ――日本の税制は申告納税制度で成り立っている。 節税には興味がないので、(国税