親子で楽しむ夏休み特集、「奈良の石造物文明を巡る」第二弾は、酒船石遺跡の「亀形石造物」です! 先日は「酒船石」を考察いたしましたが、今回はその丘のふもとから見付かった「亀形石造物」!歩を進めると、何やら策で囲まれた場所が見えてきました。 むっ・・!?こっ・・・これはっ・・・! ナ・・・ ナンダコレハ・・・(゜゜)!!!? なにやら・・和式便器のようなものと、まあるい器状の物体が、縦に並ぶようにして設置されています・・・ その上部からは、木の樋のようなものから水が滴っています・・・。 みれば見る程に・・・、ナンジャコリャ・・。です・・・(゜゜)・・!? 亀形石造物 酒船石遺跡は「日本書紀」斉明天皇2年の条に記載のある「宮の東の山の石垣」にあたる遺跡である。平成12年に行った発掘調査で、亀形石槽を中心とした導水施設をはじめ石敷・石垣・石段が発見された。湧水施設から流れ出た水は木樋を伝って舟形石