夕方6時から青山一丁目で取材がひとつあって、そのあと新宿へダッシュで移動、新宿ピットインで山本精一+芳垣安洋デュオ。いやこれがもうさ・い・こ・う、マジで素晴らしかったです。 だいたい最初は二人で全然違うことやりつつ、仕掛け合いをしながら次第に近寄っていくって感じだったんですが、息がピタッと合ってからノイズぶちまけながら高揚していくところが、もう得も言えぬ快感というか、全身総毛立つくらいの興奮がありました。特にラストの歌謡ブルース→痙攣ノイズまき散らしが最高。ちょっと想い出波止場を思い出したというか、これぞ山本真骨頂って感じですよ。 そういうノイジーなセッションを中心に、なんかアコギでスパニッシュっぽいのとか、ポップ・グループを思いっきりねじれさせたようなのとか、いろいろやってましたけど、一言でいえば骨太で武骨なパンクという感じ。山本さんが即興モードの時は内面的な、闇の方へ行くことが多いと思