セフ・フェルホーセン新監督(前名古屋グランパス監督)のもと、PSVが絶好調だ。1月にフェイエノールト(1−0)、アヤックス(2−0)、2月にAZ(2−0)とライバルチーム相手にアウエーで3連勝。しかも失点はゼロという強さ。格下VVV(1−1)に引き分けたとはいえ、PSVの安定感はほかのチームよりはるかに勝っており、いつの間にかPSVは2位アヤックスに勝ち点8差と独走態勢を築いてしまった。 10月末、ロナルト・クーマンがバレンシアに去ってから、PSVは新監督探しに着手。12月いっぱいまでバウタースコーチが暫定監督を務め、1月から今季いっぱいまでフェルホーセンが中継ぎ監督、そして来季からステーフェンス(現ハンブルガーSV監督)が新監督になることが決まった。この一連の人事は昨年秋に取りまとめられたが、ちょうど主力選手の契約延長交渉時期と重なった。 監督が代わればサッカーの方針も、選手の起用法