オシム氏がお別れのケーキふるまう…日本協会アドバイザー退任 日本サッカー協会のアドバイザー退任が決まり、犬飼会長(右)と握手を交わすオシム前日本代表監督 日本サッカー協会は11日、東京都内で理事会を開き、前日本代表監督のイビチャ・オシム氏(67)が、今月末の契約満了に伴い、協会アドバイザーを退任することを承認した。昨年11月に脳梗塞(こうそく)で倒れた同氏の体調面を考慮し、協会側が契約を更新しなかった。 オシム氏は理事会で退任のあいさつをし、出席者にケーキをプレゼント。「私の国(ボスニア・ヘルツェゴビナ)の習慣。ケーキ1つで非常に良い関係ができあがるなら、こんなに安いものはない」と笑わせた。 指導者としての現場復帰の可能性について、同氏は「医者は現場の仕事はまだ無理と言っている」と説明。日本のW杯出場は「大丈夫でしょう」と語った。 ( ) ( ) ソーシャルブックマークに登録 (2008年