宮内庁によりますと、上皇后さまはことし9月以降、数回にわたっておう吐され、血液も混じっていたということで、宮内庁は精神的なストレスが原因とみて投薬治療を行うとともに、注意深く体調を観察していくことにしています。 上皇后さまは現在も投薬治療を受けられていますが、ここ1か月ほどおう吐の症状は見られないということです。 また、ことし4月ごろからの急激な体重の減少や、ことし6月の血液検査で分かった心不全の診断指標となる数値の上昇も、いまだに改善されていないということです。 これらの症状は週刊誌報道などによる精神的なストレスが原因となった可能性もあるということで、宮内庁は注意深く体調を観察していくことにしています。 一方、上皇さまの体調に特段変わりはなく、上皇ご夫妻は、定期的に行われてきた健康診断を今週から来週にかけて受けられるということです。