3日に福岡市で開催された福岡国際マラソンで、男性選手が大会の運営車両にはねられ、転倒して右ひじの骨が折れるけがをした。選手は転倒後に立ち上がってレースを続け、そのままゴールした。大会事務局は「弁解の余地はなく、競技者に対し大変申し訳ない」とのコメントを出した。 【写真】マラソン中にめまい、心肺停止に 運命を託された後続ランナーの正体 福岡国際マラソンはパリ五輪代表選考会を兼ね、国内外からトップ選手らが参加していた。事務局はけがをした選手名を明らかにしていない。 事務局と福岡東署によると、3日午後2時過ぎ、福岡市東区の折り返し地点で選手がUターンした際、追走していた大会運営の監察車が後方から選手をはねたとみられるという。ゴール後に病院に搬送され、全治3カ月の骨折と判明した。(伊藤隆太郎)
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