廉価版ではない? アップルが「iPhone SE」を続ける理由:本田雅一の時事想々(1/3 ページ) アップルの新製品が世の中を揺るがすことも少なくなってきたが、それでも新製品発売が話題になるのは、生活の一部にもなっているスマートフォンなどデジタルデバイスのイニシアチブを、いまだにアップルが取り続けているからだろう。 シリーズ番号が振られたiPhoneの最新モデルが刷新されるのは毎年9月だ。春の新製品発表は、必然的にそれ以外の製品ジャンルとなるが、今春はiPhone SEの世代が一つ更新された。iPhone SEの最新世代投入は、iPhone 8の発売後、2年に1度のペースで続いている。 年間を通して最も多く販売されているともいわれるのが、このiPhone SEシリーズ。それだけに価格動向への注目が高く、報道では“廉価版”と表現されることも多い。しかしそのルーツや位置付けは“廉価版”とは少
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