ディー・エヌ・エー(DeNA)とヤマト運輸は4月24日、自動運転車両を活用してドライバーが乗っていない状態での宅配便配送の実証実験を神奈川県藤沢市内で実施、その一部を報道陣に公開した。 この日行った実証実験は、封鎖した公道でのドライバーレスによる自動運転走行、ドライバーがハンドルから手を離した状態で運転席に着座して藤沢市内の公道約6kmにわたって他の車両も走っている環境下での自動走行、さらに携帯電話網を用いて信号情報を自動運転車両に配信し、その情報をもとに車両側が「進む」または「止まる」の制御を行うという3種類の内容。 このうち信号情報を自動運転車両に配信する実験は、警察庁が定める「信号制御に接続する無線装置の開発のための実験に関する申請要領」に基づいて行われる日本初の実証実験となったという。 また報道陣に公開されたのは、封鎖した公道でのドライバーレスによる自動運転走行実験。単に無人の車両