駅ナカに“日本最小級”のローソンが続々とできている。いわゆる“駅ナカコンビニ”だけでなく、駅のホーム上や改札付近にも小さな店舗ができているのだ。最も小さな店舗は売り場面積が約6.6平方メートルで、“日本最小級”のサイズになっている。ローソンは今後も駅ナカへの出店を進めていく計画だが、目先の売り上げ増だけでなく、長期的な布石も踏まえた戦略だという。背景には何があるのか。ローソンの店舗開発責任者に話を聞いた。 駅ナカに進出 ローソンは2005年から東急の駅ナカ店舗「toks(トークス)」と同社のノウハウを融合させた「LAWSON+toks(ローソンプラストークス)」を展開しており、店舗数は31店舗にまで増えている(19年1月現在、以下同)。また、15年には東京メトロの駅ナカ店舗「メトロス」と組んだ「ローソンメトロス」を展開し、28店舗にまで増えている。いずれも、東急と東京メトロの物販系子会社と