相鉄線沿線の誰もが夢見た都心乗り入れがもうじき実現しようとしている。3月28日、相模鉄道は、JR線と直通運転を行う新型車両「12000系」を報道公開するとともに、都心への乗り入れ開始日を発表した。 相模鉄道は横浜を起点に海老名や湘南台と結び、大手私鉄の一角を占める。ただ、都心に向かうには横浜でJR線や東急線に乗り換える必要がある。これが利用者増へのネックとなっている。 この問題を解消すべく、相鉄線西谷駅とJR東海道貨物線横浜羽沢駅付近に約2.7kmの連絡線の新設工事が進行中だ。工事はほぼ完成を迎えており、11月30日にこの連絡線を利用することで相鉄線とJR線の相互直通運転が実現する。相鉄線の利用者は乗り換えなしで新宿方面に向かうことができる。 さらに、横浜羽沢駅付近と東急日吉駅を結ぶ約10kmの連絡線も建設が進んでおり、2022年度下期には相鉄線と東急線の相互直通運転も始まる。JRと東急と