「3.11」が状況を一変させた 富士山は日本一の高さを誇る美しい山だが、いつ噴火してもおかしくない活火山であることは、意外と知られていない。 いまから約300年前の江戸時代に、富士山は大噴火した。それ以来、地下に大量のマグマを溜め続けたまま、不気味な沈黙を保っている。 私が専門とする地球科学には、「過去は未来を解く鍵」という言葉がある。過去に起きた自然現象を調べることで、未来の事象を予測するという意味だ。 それに従ってタイムスリップすると、この1707(宝永4)年のいわゆる「宝永の大噴火」は、記録に残っている富士山噴火ではマグマの噴出量が第二位という巨大さだった。噴火は断続的に半月ほど続き、火山灰は横浜や江戸、さらには房総半島にまで降り積もって、大きな被害をもたらした。 この過去の事実をもとに、同じことがこれから起きたらどうなるかを予測するため、私は2007年に『富士山噴火 ハザードマップ
JR羽田空港アクセス線の建設計画の詳細がわかりました。田町駅付近で東海道線から分岐し、羽田空港まで途中駅はありません。合計12.4kmの計画です。 羽田空港と都心を結ぶ JR東日本の羽田空港アクセス線(仮称)は、東海道貨物線の一部の旅客化と新線の建設により、羽田空港と都心を結ぶ路線です。 羽田空港の国内線第1ターミナルと第2ターミナルの間に「羽田空港新駅」(仮称)を設け、東京貨物ターミナルまで「アクセス新線」を建設。そこから田町駅への「東山手ルート」、大井町駅への「西山手ルート」、東京テレポート駅への「臨海部ルート」の3ルートを建設するものです。 画像:「羽田空港アクセス線(仮称)整備事業」環境影響評価調査計画書より 東山手ルート12.4km このうち、「アクセス新線」と「東山手ルート」の整備事業について、東京都が2019年5月30日に環境影響評価書を公表しました。いわゆる環境アセスの手続
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