11月30日、大手私鉄とはいえども、神奈川県の一部でのみ営業していた相模鉄道が、大きな存在感を見せるときがやってくる。相鉄・JR直通線開業により、相鉄がJRと相互乗り入れを行うのだ。 これにあわせて、相鉄は車両や駅、その他制服など鉄道まわりのものをブラッシュアップする「DESIGN BRAND UP PROJECT」に取り組んでおり、新車の色を統一するだけでなく、以前からの車両も新車と同じ色にし、設備その他関連も改善を図っている。 相鉄のJR乗り入れで、何が変わるのか。そして今後どうなるのか。 運行体系が、変わる これまで相鉄は、本線で特急・急行・快速・各駅停車、いずみ野線で特急・快速・各駅停車が走るだけの、シンプルな路線だった。ほかへの乗り入れもなく、相鉄内で完結する運行体系をとっていた。 11月30日のダイヤ改正により、JRへの乗り入れが行われる。それにともない、これまでの横浜への流動
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