夜のタクシー運転手はさまざまな大人たちに出会います。鉛筆画家の安住孝史(やすずみ・たかし)さん(82)も、そんな運転手のひとりでした。バックミラー越しのちょっとした仕草(しぐさ)や言葉をめぐる体験を、独自の画法で描いた風景とともに書き起こしてもらいます。(前回の記事は「たまたま乗せた客が顔見知り その時タクシー運転手は」) 新型コロナウイルスのことで心が休まらない日が続いていますが、2020年も半年過ぎました。コロナ禍が少しでも早く去って元の平穏な日々を取り戻したいものです。 ウイルス感染を避けるため、電車の代わりに自転車で通勤したり、場合によってはタクシーを使ったりする方もいるようです。これらはタクシー乗車の理由がはっきりしていますが、運転手をしていると、乗車の理由が変わっていたり、想像がつかなかったりするケースに出くわすことがあります。私も不思議な経験をしました。 日比谷交差点で「帝国
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