10月29日に行われた定例閣議において、道路交通法の一部改正を施行するための政令が承認された。これにより、運転免許証として利用できるようにする制度(いわゆる「マイナ免許証」)が2025年3月24日から運用されることが確定した。 →マイナ運転免許証の概要 【訂正:18時40分】初出時、マイナ免許証に関する説明に一部誤りがありました。おわびして訂正いたします
米Foursquareは10月22日(日本時間)、現在地付近の飲食店を探せる位置情報サービスアプリ「Foursquare City Guide」の提供を12月16日に終了すると発表した。Webブラウザ版も2025年初頭に提供を終了する。 Foursquare(フォースクエア)は、2009年3月に提供が開始された。当初は位置情報を使ったSNSが主力機能で、ユーザーは実際に訪れた場所でアプリを起動し、表示されたスポットにチェックインする。 チェックイン回数などに応じてもらえるバッジを集めたり、見知らぬ人とスポットのチェックイン回数を競ったり、友人やTwitter(X)、Facebookに今いる場所を共有したり、その場所にまつわるTipsのコメントを残したりなど、当時のSNS黎明(れいめい)期にあわせ、ライフログやゲーム的な要素が人気を集めた。 2014年にはアプリ名をFoursquare Ci
三井住友カード、CCCMKホールディングス、セブン-イレブン・ジャパンは、全国のセブン-イレブンで最大10%のVポイントがたまる&使える、セブンマイルからVポイントへ交換できるサービスを10月15日に開始する。 これまで三井住友カードとセブン-イレブンは、三井住友カードが実施する「対象のコンビニ・飲食店で最大7%ポイント還元」施策で、セブン-イレブンで三井住友カードのスマホのタッチ決済を利用した際に通常ポイントを含む最大7%のVポイントを還元していた。 これよりセブン-イレブンアプリの「7iD」と「V会員番号」を連携し、支払いの際にセブン-イレブンアプリを提示して三井住友カードのスマホのタッチ決済を利用すると最大10%のVポイントを還元。またセブン-イレブンアプリで7iDとVポイントの設定を行うと、セブンマイル10マイル単位でVポイント10ポイントへ交換できるようになる。
オプテージのMVNOサービス「mineo」が2024年6月3日に10周年を迎えた。コンシューマ事業推進本部でモバイル事業戦略部長を務める松田守弘氏や、モバイル事業戦略部の田村慎吾氏らが「mineo渋谷」に姿を見せ、これまでに重視してきたことや、今後の事業戦略を説明した。記事内の価格は特記事項を除き全て税込みとする。
「Tポイント」と「Vポイント」が統合して、2024年4月22日から「青と黄色のVポイント」がスタートした。新しいVポイントは、従来のサービスからどう変わるのか? お得にポイントをためる方法についても解説する。 新しいVポイントはどう変わった? 1億2800万IDのTポイントと2600万IDのVポイントが統合することで合計1億5400万IDとなり、新しいVポイントは国内最大規模の共通ポイントとなった。利用できる店舗は国内750万店舗、世界1億店(Visa加盟店の場合)にも及ぶ。 今までのTポイント提携店15万店もそのまま利用でき、4月22日からすき家、なか卯、はま寿司など、約5000店舗が加わった。6月3日からは紀伊國屋書店が導入し、7月1日からは好日山荘が導入する予定だ。 各種サービス名称は「T」から「V」の付く名称に変わったが、従来のTポイントサービスはほぼこれまで通りに利用できる。Vポ
ライカカメラは、6月7日にライカのカメラとレンズを使用したような写真が撮影できるiPhoneアプリ「Leica LUX」を発表した。無償版と月額1000円(年額1万円)の有償版で展開する。 「Aperture」モードでは「ライカ ズミルックスM f1.4/28mm ASPH.」や「ライカ ノクティルックスM f1.2/50mm ASPH.」など代表的なレンズで撮影したような雰囲気の写真を撮影可能。機械学習とコンピュテーショナルフォトグラフィーをベースとした画像処理エンジンを搭載し、Mレンズ特有の印象的な表現をシミュレートできるという。 ライカ独自のカラーサイエンスを採用し、特有の描写を再現するためのカラーグラデーションとフィルムプリセットを数種類用意。独自の画像処理でiPhone固有のカメラアプリで撮影した写真とは色合いやコントラストが異なる「Leica Standard Look」の他、
Appleは5月30日、iPhone(iOS)の「ウォレット」アプリにおいて、日本の「マイナンバーカード(個人番号カード)」を利用できるように準備を進めていることを明らかにした。デジタル庁と協力して、2025年春の後半からから利用できるようになる予定だ。 【追記:15時】Appleとデジタル庁への取材をもとに追記を行いました。 iPhoneに搭載するマイナンバーカードでは、物理カードと同様に「コンビニエンスストアでの公的証明書の発行」「iOS版マイナポータルアプリへのアクセス」などに利用できる。カードのデータは「ISO 18013-5シリーズ」および「ISO 23220シリーズ」に定める基準に基づいて保存され、利用時はFace IDまたはTouch IDでの認証が必要となる。 なお、ウォレットアプリでの身分証明書の表示対応は米国外では初の事例となる。 マイナンバーカードと同じ内容を実装でき
サイゼリヤの注文方法が激変した。これまでは利用者が各テーブルにある注文用紙に注文したい商品の番号を記入し、店員に渡すことで注文できたが、一体、何がどう変わったのか。都内近郊の店舗で試して分かったことをまとめる。
品川駅はJR東日本の4路線、JR東海の東海道新幹線、京急本線が発着する大ターミナルだ。しかし周辺はなんとなく落ち着いていて、渋谷、新宿、池袋のようにJRと私鉄が接続するターミナルのにぎわいに欠ける。 私は東京都大田区の京急沿線に10年以上住んでいたけれど、沿線の若い人々が遊びに行くところは主に川崎と聞いて意外だった。次いで有楽町、銀座だ。 品川駅周辺は高層オフィスとホテルが多く、主要産業として港南口に東京都中央卸売市場食肉市場がある。市場を見学したい場合、平日のみ開館する「お肉の情報館」か毎年10月に開かれる「食肉市場まつり」がある。高輪口にはシネコンと水族館もあるけれど、ここもオフィスやホテルに滞在する人向けという印象を受ける。 そこをなんとかしたいという意味も含めて、現在は高輪口の再開発計画が進んでいる。京急電鉄は高架のプラットホームを地平に移して、JR品川駅から続く自由通路を延長し国
JR東日本(東日本旅客鉄道)が6月4日、中長期ビジネス成長戦略「Beyond the Border」を発表。「Suicaの進化」を軸として、新たなデジタルプラットフォームの構築を進めていく。 2027年度までに、「えきねっと」「やモバイルSuica」「VIEWカード」などの各種IDを統合し、シームレスに利用できるようにする。クラウド化による新たな鉄道チケットシステムも導入するし、例えば駅ビルで一定額の買い物をすると、帰りの運賃を割引するといったことを可能にする。 Suicaを「移動の手段」から「生活の手段」に進化させるべく、2028年度には新たな「Suicaアプリ(仮称)」をリリースする予定。列車予約、定期券の購入、施設予約、モバイルオーダー、物品購入、決済などを1つのアプリで行えるようにする。
宮武和多哉の「乗りもの」から読み解く: 乗り物全般ライターの宮武和多哉氏が、「鉄道」「路線バス」「フェリー」などさまざまな乗りもののトレンドを解説する。 1964(昭和39)年に東海道新幹線が開業してから昭和末期頃までの新幹線駅は、在来線の主要駅に併設されるケースがほとんどだった。新幹線単独で開設された駅も、連絡バスでアクセスする場合が多かった。 しかし、ここ20年間で開業した九州・北海道・北陸新幹線の駅では、これまでとはちょっと違う傾向が見られる。すぐ近くには数百台の駐車場が整備され、在来線や連絡バスより、マイカーや家族の送迎で駅に向かう乗客の姿が目立つ。 駅前に既存の市街地はなく、あってもレンタカーの事務所や交流施設など。他の地域から来た人からすると「何でこんな田園地帯のド真ん中に新幹線駅が?」と疑問を抱かれてしまう場合も多い。しかし、クルマ社会化が進んだ地方では、市街地化よりマイカー
「日本の住所のヤバさ」が6月7日朝にTwitterトレンドになっている。住所表記の正規化・名寄せがいかに難しいかを解説した、inuroさんのnote記事「とにかく日本の住所のヤバさをもっと知るべきだと思います」がバズっているためだ。 6月4日のテレビ番組で、マイナンバーカードに記載される住所をめぐり、河野太郎デジタル大臣が「将来的にはAIの技術を使って住所の表記揺れを判断することがあり得るかもしれない」と発言し、住所の正規化についてネットで議論になっていたことがきっかけだ。 記事は、「日本の住所システムがカオスで、その計算機的な処理がいかに困難か」を解説する内容だ。 まず、日本にはそもそも、新旧の2つの住所システム(A町1丁目3番2号/A町1234番地)が併存しており、例えば、「浦安市舞浜2」の住所が「舞浜2丁目」「舞浜2番地」の2系統あるケースを紹介。 さらに、まったく同じ住所表記が異な
位置情報を活用したゲームやサービスが注目を集めるようになって数年が経ちました。今回、紹介するのは、そんな中でも、東京電力パワーグリッドとシンガポールのGreenWay Gridが共同で開発した「PicTree~ぼくとわたしの電柱合戦~」(以下、ピクトレ)。これはゲームを通してインフラ管理と地域活性化を同時に実現しようとする試みです。 ピクトレは、プレイヤーが「V(ボルト)」「A(アンペア)」「W(ワット)」の3チームに分かれ、電柱の写真を撮影・投稿することで“制圧”、それを地図上でつないだ距離に応じてポイントが獲得できるという位置情報ゲームです。ポイントはAmazonギフト券や独自の暗号資産「DEAPcoin(DEP)」に交換可能。一見すると、電柱をつなぎ合わせていく普通の位置ゲーに思えるのですが、その裏には東京電力の「インフラ設備の保守点検にユーザーの力を借りたい」という思惑があります。
従来のイヤフォやヘッドフォンは、音質もさることながらその遮音性もまた重視されてきた。音楽に集中できるということももちろんだが、電車内などでも快適にリスニングできるという機能性から、ノイズキャンセリング機能搭載のイヤフォン・ヘッドフォンはいまだ人気が高い。 その一方で耳を塞がない系、いわゆるながら聴きイヤホンの人気も高まっている。BCNランキング「ヘッドホン・イヤホン」部門の3月18日~24日のデータによれば、30位までの間に米Bose 「Ultra Open Earbuds」、ambie「sound earcuffs」、米Shokz「OpenRun」といった製品がランクインしており、特に2月発売のBose 「Ultra Open Earbuds」は、4万円近い価格にも関わらず、3週連続でトップ10入りを果たすなど、上々の滑り出しを記録している。 こうしたながら聴きタイプは、音楽を聴きながら
5足以上買う“コアファン”も スニーカーのような革靴「テクシーリュクス」に起きた、コロナ後の変化(1/3 ページ) アシックス商事(神戸市)が展開する「テクシーリュクス」は、本革仕様の本格ビジネスシューズでありながらスニーカーのような履き心地を目指して開発された商品で、累計出荷足数が720万足を突破している(2023年12月末時点)。 ビジネスウェアがどんどんカジュアル化する中で、消費者のニーズにはどのような変化が起きているのだろうか。同社の鈴木徹氏(事業戦略本部 事業・ブランド戦略部 事業戦略チーム)に話を聞いた。 テクシーリュクスは「革靴は硬くて重くて痛い」というイメージを覆すため、09年に誕生した。同社はもともと、イトーヨーカドーなどのGMSに向けた、手に取りやすい価格帯のカジュアルシューズを手掛けてきた。テクシーリュクスの発売当初は、ビジネスシューズ市場に参入してシェアを取るために
ゼンリンといえば地図である。目的地に行こうとしたとき、道に迷ったとき、人生にも迷ったとき……はさておき、多くの人が一度は使ったことがあるはずである。 そのゼンリンが雑貨を扱っていて、SNSで話題になっているアイテムをご存じだろうか。2023年3月、各都道府県のカタチをした「47都道府県ピンバッジ」(1100円)を販売したところ、「自分の出身県のピン、ほしいよなあ」といったコメントが相次いだ。 話題になっただけでなく、売り上げが想定を大きく上回ったので、第2弾「街まち 47palette カラーピンズ」(1100円)を販売することに。こちらの特徴は、各ピンバッジにネーミングと色が付いていること。例えば、宮城県は「ずんだ」、滋賀県は「琵琶湖の夕日」、福岡県は「めんたいこ」といった具合に、名所や名産品などをイメージした色にしているのだ。 このシリーズはこれにておしまい……かと思いきや、第3弾の登
アップルが自動運転EVの開発プロジェクトを終了し、販売を断念したという。2000人ものスタッフはAI開発のセクションへ転籍となり、ライバル企業に比べ参入が遅れているAI分野の開発を加速させるようだ。 このことから分かるのは、アップルはモビリティ産業への進出を諦め、ITのソフトウェアとそれを扱うデバイス(つまりコンピュータ本体とその周辺機器)に専念していく、ということだ。 そもそもアップルはソフトウェアとハードウェアの両方を開発・製造し、同業他社にはない価値観を提供することで成長した企業だ。スマートフォンの「iPhone」はその典型的な例であるし、PCも独自OSと専用機だけで提供(昔は他社にもOSを利用させていた時代もあった)している。 最近もVRゴーグルで新商品をリリースし、独自の世界観を展開しているアップルがモビリティ分野への参入をなぜ諦めたのか。AI分野での遅れを取り戻すため、というの
米アップルが電気自動車(EV)の開発を中止するというニュースが流れ、自動車業界およびIT業界に大きな影響を及ぼすものとして注目を集めています。「次世代自動車開発」という、一大有望マーケットへの進出断念に至ったアップルの真意はどこにあるのでしょうか。その影響も含めて探ってみましょう。 アップルがEV開発について自ら公表したことは一度もありませんが、名うての“アップルウォッチャー”であるブルームバーグの報道を中心として、2014年にアップルが自動運転を研究していることが報じられ、15年には「タイタン」のコードネームでEV開発がスタートしていると明かされました。 その後、19年に同分野の米スタートアップ企業を買収すること、21年には韓国の現代自動車などへの生産委託に関する協議を開始したことなども報道で明らかになっていました。それが今年の1月に急展開。当初25年の予定とされていた「アップルカー」の
米国でのリリースから2年、日本にApple Payが上陸したのは2016年10月のこと。当時、日本国内ではクレジットカードの“タッチ”による非接触決済が一般的ではなかったため、日本版Apple Payでは他国にはない特殊な仕組みが導入された。 日本国内における非接触決済といえば、FeliCaを使ったSuicaなどの「交通系IC」や「楽天Edy」、ドコモと三井住友カードによる「iD」、JCBの「QUICPay」、そして流通系事業者が提供する「nanaco」「WAON」といったサービスが主流だった。 日本版Apple Payにおいては、非接触によるリアル店舗決済のために交通系IC、iD、QUICPayを採用し、特に同サービスにクレジットカードを登録した場合にはiDまたはQUICPayのいずれかが非接触決済として利用可能とした。 他国では、例えばMastercardブランドのクレジットカードをA
関連記事 「Pokemon GO Plus +」レビュー:捕獲ゆるふわ勢が使って感じたメリットと不満点 「ポケモンGO」と連動するデバイス「Pokemon GO Plus +」を使ってみた。スーパーボールとハイパーボールを選べること、オートスローに対応したことが大きな特徴。特にオートスローがとても便利だが、気になることもある。 「ポケモンスリープ」を1週間“プレイ”して生活リズムが改善したワケ 眠るだけでポケモンの育成と収集ができるという「ポケモンスリープ」。“良い”眠りのため定められた時刻に就寝することがキモとなっているこのゲームを、かねてより睡眠に関心を抱いている筆者がプレイして、生活に表れた変化をリポートします。 「ポケモンスリープ」ユーザーの睡眠時間、世界7カ国で日本は最下位 睡眠ゲームアプリ「Pokemon Sleep」のユーザー10万人以上から算出した世界7カ国の平均睡眠時間ラ
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