北陸本線の支線「敦賀港線」2.7kmが廃止されます。終点の敦賀港駅は戦前、「欧亜連絡列車」が発着する大陸の玄関口として機能し、日本とヨーロッパなどを行き来する人々で賑わいました。今回、137年の歴史に幕を閉じますが、跡地の活用計画も進んでいます。 『いだてん』もユダヤ人難民も降り立った敦賀港 福井県敦賀市にあるJR北陸本線の貨物支線、通称「敦賀港線」が、2019年4月1日(月)に廃止されます。 拡大画像 戦前の駅舎を再現した「旧敦賀港駅舎」。敦賀鉄道資料館として使用されている(oleolesaggy撮影)。 敦賀駅と敦賀港駅のあいだ2.7kmを結ぶこの路線は、化学工業品や食料工業品の輸送に使用されていましたが、発送量の減少にともない2009(平成21)年に貨物列車の運行が休止。敦賀港駅を拠点に、列車ではなくトラックで貨物を輸送する方式に切り替えられました。線路施設を所有するJR貨物は、輸送
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