電車・バス・タクシー・自転車など、これまで個別のビジネスとして完結していた“移動(モビリティー)”を一つのサービスとして捉え、予約から決済まで一括したサービスとして提供する「MaaS(マース、Mobility as a Service)」。フィンランド発のこのビジネスモデルが、産業界に新たなDisruption(破壊)をもたらす可能性があるとして大きな注目を集めている。自動車メーカー出身でドイツでの駐在経験もあり、現在はアビームコンサルティングで自動車産業セクターを担当するコンサルタント、轟木光氏に「MaaSの真実」を解説してもらう。 アビームコンサルティング株式会社 製造・コンシューマビジネス ビジネスユニット 自動車関連産業セクター ダイレクター。1999年に日産自動車に入社。車両およびパワートレイン領域の商品および技術開発を担当後、経営企画にて環境課題を解決するための商品技術戦略を担
東京・新宿から神奈川・箱根を結ぶ“ローカル鉄道”を運行する小田急電鉄が、全国の交通事業者が検討を進める「MaaS(マース)」の導入を後押ししようとしている。小田急は他路線の事業者のマース導入を促すことで、全国的なマースプラットフォームを構築して“元締め”となるつもりだ。 東京・新宿から神奈川・箱根を結ぶ“ローカル鉄道”を運行する小田急電鉄が、全国の交通事業者が検討を進める「MaaS(マース)」の導入を後押ししようとしている。各種交通手段を一つのサービスとしてとらえ、目的地までの経路検索や運賃などの決済を一括でできる仕組みのマースは、トヨタ自動車と西日本鉄道など、さまざまな事業者が実験を進める。しかし、小田急は他路線の事業者のマース導入を促すことで、全国的なマースプラットフォームを構築して“元締め”となるつもりだ。 「『会いたいときに会いたい人に会いに行ける』をキーワードに新しいモビリティラ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く