埼玉西武ライオンズの金子侑司と源田壮亮は、2年続けて「30盗塁デュオ」を形成している。2018年は32盗塁と34盗塁、2019年は41盗塁と30盗塁を決めた。 2016年以降、同じシーズンに複数の選手が30盗塁以上の球団は、他にない。だが、パ・リーグでは、どの球団も2010年代に「30盗塁デュオ」を輩出している。2011年は3球団。福岡ソフトバンクホークスで本多雄一と川崎宗則(崎の右上は「大」ではなく「立」)が60盗塁と31盗塁、東北楽天ゴールデンイーグルスで聖澤諒と内村賢介が52盗塁と31盗塁、千葉ロッテマリーンズで岡田幸文と伊志嶺翔大が41盗塁と32盗塁を記録した。本多と川崎は2011年だけでなく、2009年は「40盗塁デュオ」(43盗塁と44盗塁)、2010年は「30盗塁デュオ」(59盗塁と30盗塁)を形成した。 一方、セ・リーグは、10年以上も「30盗塁デュオ」が現れていない。現時