主にCPUの性能を語る時に一番口を突いて出てくるのがこのクロック周波数です。単に周波数とかクロックとか言ったりもします。3GHzとか、2.6GHzとか、CPU絡みで聞いたことはあるでしょうか? クロック周波数は、秒単位でどの位の量の計算が出来るか?を表しています。CPUの内部では超高速で信号が送られ、色々な処理をこなしているのです。 もうちょっと専門的に言えば、CPUの中の回路が、処理のテンポを合わせるために使われる信号「クロック」を、1秒間に何回発生するかを表す数値のことになります。 クロック周波数は、基本的に数字が高ければ高い程、処理速度は早くなります。 これは人間で例えれば「脈」と一緒ですね。『一秒間にどの位の血液(信号)を運んでいるか?』を考えれば分かりやすいでしょう。 脈拍(クロック周波数)が高くなれば血液(信号)も速く流れるし、低ければその分脈拍(クロック周波数)も遅いです。