諸事情で更新できずにいる間に、ナイジェリアに敗北し1次リーグ敗退が決定、オランダにも敗れて3戦全敗での帰国になってしまった。3試合とも、互角(あるいはそれ以上)の中盤戦を展開、点が取りきれないうちに、勝負ところで守り切れずに先に失点するパタンを繰り返した。 そもそもオーバエージを選考せずに大会に臨む事自体、日本協会も監督も真剣さが不足している訳であり、勝負はそんな甘いものではなかったと言う事だ。負けた事はもちろんだが、その準備に真剣さが欠けていた事は、非常に悔しいし、腹も立っている。しかし、一方で相応の安心感と満足感もある。あれだけいい加減な準備体制で、しかもほとんどぶっつけ本番のチームで、あそこまで各国に抵抗できたからだ。逆説的に言えば、いかに日本のサッカーの基盤がしっかりしてきたかを、改めて示す大会だったとも言える。 いずれの強国が相手でも、日本が中盤でそれなりの互角の展開に持ち込める