●RikaTan誌の読者対象は、理科好きな大人。 ただし、専門家ではないし、理科のどの分野にも詳しいわけではない。 大人が中心だが、ときには理科好きな小学生、中学生や高校生も読 んでいる。 ●原稿の最低条件は“読む気をさそうもの” 読む気にさせるということは、読者の共感だけでなく反感をもふくめて “おもしろそうだ”と思わせることである。おもしろければ、そこに役立 つことが書いてなくても、読者は、何かを感じることができる。 おもしろくない、読む気にならないものは概して“形式的”だ。肉声が 感じられない死んだ文章である。教育界には、中味のない形式的な文章が いっぱい氾濫している。 私たちは、生き甲斐のため、おもしろがるために書くのである。したが って、形式的な文章とは無縁のはずである。 おもしろい文章には、ためになることがふくまれていたり、共感できる もの、目を開かされるもの、自分のおもいを相