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ブックマーク / www.10plus1.jp (2)

  • 東京駅──再生と復元の美学

    復原された東京駅を実際に見て 藤森──まさかこういう日が来るとは思ってなかったですよ。感動しました。とにかく壊されるのをい止めるのに精一杯で力尽きちゃっていて。驚いたのは、昔は結構雑然とした駅周辺と背後の光景だったのに、周りにボンボン新しいビルができていたことです。実はあれがかえって東京駅にとって良かったと思いました。みんなが辰野金吾(1854〜1919年)の横綱土俵入りを迎える観客のように見えました。三菱地所は無色の灰色建築をつくっていますので、おかげで邪魔にならなかった。あの周りの空間は100%ひとつの美学、三菱地所スタイルで管理されたオフィスビルで囲まれていてすごいですね。あそこに個性を主張したがる建築家が何か建ていたら相当違っていたと思いますよ。 清水──今までより周りがすっきりしたので、こんなに長い建物だったのかと驚きました。超高層が横になっているようなスケール感ですね。 藤森

    東京駅──再生と復元の美学
    koinobori
    koinobori 2012/12/26
    とてもおもしろくて興味深い。こういうものをちゃんと表現できるボキャブラリーが欲しい。
  • 刊行記念対談:石川初+吉村靖孝「都市、建築、そのスケールとプロトコル」

    石川初────今日は会場にお運びいただきありがとうございます。用意した椅子がいっぱいになるほどお客さんが来てくれるなど思っていなかったので、うれしく思います。 さて、まずは僕から、今回の出版の経緯をお話しします。編集者さんから、LIXIL出版の「現代建築家コンセプト・シリーズ」の一冊としてを出すのはどうかという提案をいただいたのは2年ほど前でした。そのとき、うっかり「はい」と言ってしまったんですね(笑)。しかし「はい」と言ったものの、自分のコンセプトを論としてまとめて世に問うほどの価値はないんじゃないかと不安に思って、お話をいただいてからもしばらく考えていました。結局、予定をずいぶんひっぱってしまって......。このシリーズは、あるタイミングでコンスタントに発刊されているものなのですが、次の吉村さんと、前の私のが短期間に相次いで出たのは、私のスケジュールがかなり遅れてしまったからでし

    刊行記念対談:石川初+吉村靖孝「都市、建築、そのスケールとプロトコル」
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