ベネッセコーポレーションが、情報流出の被害に遭ったユーザーに送付している500円分の電子マネー。原則として受け取れるのは1人1回のはずだが、場合によっては複数回入手できる状況になっていると分かった。同社のデータベース上で適切に「名寄せ」ができていないユーザーがいるようだ。 ■2人の子どもに3人分の「お詫び」 インターネットコムに寄せられた情報によると、ベネッセに登録した子どもが2人いる家庭に、3回にわたって「ベネッセコーポレーションより重要なお知らせ」という封書が届いた事例があった。 3通の封書にはそれぞれ固有の「ご登録用コード(ID)」「ログインキー(パスワード)」が入っており、それらを専用サイトで入力すると電子マネーが届く仕組みになっていた。つまり、2人の子どもに対して3人分の「お詫び」が受け取れる状態だった。 この家庭では、過去にベネッセの別々のサービスに同じ子どもの個人情報を複数回