さて、今週は何だか寒かったり暑かったりでいやいやよな毎日でしたね。 それにしても週一回なのにいざこうやってパソコンの前に向かうと何にも出てきませんね。言葉はきっと絶えず失われて行って、わたしたちはいつだって失語症。 そう、次回作は失語症と非実在青少年とperfumeと相対性理論と初音ミクと舞城とまぁ、そのあたりがぐちゃぐちゃに混ざった感じの小説になる予定です。久しぶりに男が主人公です。萌え少女も出てきます。パンチラもありです。精子も出てくるかもしれません。でも、それは恐らくどこにも向かいません。 さて、濱野智史さんの『アーキテクチャの生態系‐情報環境はいかに設計されてきたか』を読んだわけですが、これはとても丁寧な文章で書かれたもので、かつコミュニケーションをめぐる問題を主として論はなされており、非常に刺激的なものでありました。 「ニコニコ動画の疑似同期性は、テレビを再び疑似的に取り戻すとい