所見という通知表があります。そう、あの格式ばった硬い紙のやつです。ボクにはそれがラスボスにしか見えません。毎学期ごとにやらなければならない非常に重い仕事があるのです。そう、子ども達が」やった、よく出来るが〇個ついてる!」みたいにさわぐやつのことです。ぼくは、通知表のことについては何も思わない少年でした。なぜならオールBでいたって普通の子どもだったからです。授業中に絶対に手を挙げなかったです。積極性もないし、テストで点もいたって平均的な少年だったのです。だからオール平均点な子供だったのです。 ちなみに・・・挙げる手にダンベル10キロぐらい負荷がかかっているぐらい、当時手を挙げるのが嫌でした。それに比べて今の子ども達はすごい。あくまでボクのクラスに関してですが、手をみんなよく挙げる挙げる。まあ、ボクがそうしむけてるんですけど。だから今の子ども達をぼくは尊敬しています。だってボクはそこまで出来な