ソフトバンクは、開発者向けに300台限定で27日に発売した 人型ロボット「Pepper(ペッパー)」が、午前10時の申し込み受け付けから1分で完売したと発表した。インターネットサイトに注文が殺到し、申し込みの枠を大幅に上回った。購入者は抽選で決める。 一般向けの販売はペッパーの機能を充実させた上で夏ごろに始めるが、人気が過熱しそうだ。 初回の生産分として発売した300台のうち、30台は直営店の「ソフトバンク表参道」(東京都渋谷区)で販売。事前に抽選券を配布した400人以上から30人の購入者を選び、27日に店頭で申し込みを受け付けた。ペッパーは3月以降、順次出荷を始める。 ソフトバンクは「予想以上に興味を持ってもらい、手応えを感じている」としている。 ペッパーの本体価格は21万3840円で、アプリ(応用ソフト)や故障対応サービスを利用する場合は別途、3年間で計95万6448円が必要。(共同)