吉田城の隅櫓(左後方)をモチーフにつくられた空き缶によるオブジェ。訪れた市民が記念撮影をしていた=愛知県豊橋市今橋町 愛知県豊橋市で6月から進められてきたアルミ缶を使った世界最大のオブジェづくりが21日、完成し、ギネス世界記録に認定された。 豊橋市が「530(ごみゼロ)運動」発祥の地ということに誇りを持ち、資源の大切さを訴えようと、豊橋青年会議所(JC)が取り組んできた。オブジェは同市今橋町の豊橋公園内に復元された吉田城の隅櫓(すみやぐら)をモチーフにしたデザイン。幅6・6メートル、奥行き5・5メートル、高さ5メートルで、中までぎっしりと空き缶が詰まり、接着剤で固めている。 使用した空き缶は、豊橋の語呂合わせで「10万4840個」。1段積み上げるごとに、土地家屋調査士、1級建築士による証明書や、動画をギネスワールドレコーズ社に送ってきた。「アルミ缶を使った世界最大のオブジェ」のギネス