TBSが保有するプロ野球の横浜ベイスターズ売却を検討していることが明らかになった1日、同局内では社員集会が行われた。東京放送ホールディングス財津敬三社長とTBS石原俊爾社長があいさつ。身売りについての言及はなかったが、社員らの関心は高く、厳しい経営状況で球団を保有することに対し「メリットはあるのか」「手放すべきでは」などと、否定的な意見が多かった。 1日午後3時、同局内の会議室では社員集会が開かれ、約500人の社員が出席。ベイスターズの「身売り問題」について、社員らの関心は高まっていた。 会議前、「ベイスターズの話は出るのか」という社員同士の声が広がる中、冒頭で財津社長と石原社長から「組織として厳しい経営状況に置かれる中でも、前向きに頑張っていこう」という趣旨の激励があったが、約30分間の会議で球団売却に関する言及は一切なかった。 「(社員から)質問すら出なかった」とあきれ顔の50代社員は