タグ

ブックマーク / kechack.hatenadiary.org (85)

  • なぜ右翼政治家にKYが多いのか? - Munchener Brucke

    中山成彬前国交相が議員引退に追い込まれた。この問題で中山先生を支持しておられるウヨの方々は消沈されているようなので、励ます意味で言うと、サヨクは勝ってない。もちろん日教組も。つまり中山先生を引退に追い込んだのは、中山先生に国土交通大臣として宮崎県での高速道路建設に邁進してもらいたいと願っていた地元有権者である。田舎の保守系政治の支持者というのは、イデオロギーより道路やハコを作ってほしいのである。その空気が読めずに中山先生は政治人生を断たれてしまった。 それにしても、どうにもこうにも右翼政治家にKYが多い。郵政選挙の時は数多くの自民党右派政治家が郵政民営化に反対し、議席を失った。城内実や森岡正宏、 衛藤晟一、松下忠洋らだ*1。また参議院議員から知事選に転身して落選した柏村武昭も政治人生を奪われた。 つまり共通して言えるのは、有権者のニーズを軽視し、自分の信念を発することを重視する点である。

    なぜ右翼政治家にKYが多いのか? - Munchener Brucke
    kojitaken
    kojitaken 2008/10/15
  • 自民党ベテラン議員の駆け込み引退が相次ぐ - Munchener Brucke

    ここにきて自民党のベテラン議員の駆け込み引退が相次いでいる。 安倍内閣、福田内閣で官房副長官を務めた大野松茂(埼玉9区)の引退は驚いた。年齢的に72歳だが、要職を経験した後なので、普通なら閣僚を花道と考えたであろう。選挙区事情を見ても、前々回1万票差に迫られ比例復活を許した民主党の五十嵐文彦氏に4万票の大差を付け圧勝。次回の選挙予想もどの社の調査も大野氏優位の下馬評だったので、意外であった。五十嵐氏は93年の日新党で政界入りした民主党内では古株だが、選挙に弱く余り勢いを感じないのだが、一部で大野氏不利の情勢分析が流れていたのか、傷つかずに辞めたいという判断なのであろうか。やはり土地取引の疑惑問題が響いたか? しかし後継者が決まっていないようだ。組織力というより人の繋がりで票を集める自民党が、この時期に候補者が決まっていないのは相当痛い。選挙に弱い五十嵐氏が勝つ目が出てきた。 また防衛庁長

    自民党ベテラン議員の駆け込み引退が相次ぐ - Munchener Brucke
    kojitaken
    kojitaken 2008/09/15
    ↑ 03年でしょうね。
  • なぜリベラルが未だに「小さな政府」を支持するのか? - Munchener Brucke

    昨日の中日新聞の社説は非常に面白かった。 中日新聞:経済閣僚 改革路線を捨てるのか 8/3社説 朝日新聞よりリベラルと言われる中日新聞でさえ「小さな政府」を是と考えているということがわかって、これは非常に面白い現象だと思った。もちろん朝日・毎日も「小さな政府」を是としている。むしろ最近では読売新聞が一番「大きな政府」的な主張をするような気もする。 それについて:id:oguogu氏は「今こそ増税を」で、今こそ左派リベラルは増税を主張しろとの論を張っているが、日で「高福祉高負担」をはっきり言う勢力が全く興隆しない現実もよく考えた方がいいと思う。 私は「小さな政府/大きな政府」という二者択一は、小さな政府を支持する人たちの間でだけしっくりするロジックで、左派リベラルの人はこの二者択一をそもそも受け入れてないのではないか?「小さな政府/大きな政府」という二者択一が盛んに使われるようになる以前は

    なぜリベラルが未だに「小さな政府」を支持するのか? - Munchener Brucke
    kojitaken
    kojitaken 2008/09/08
  • 厳罰主義者にこれだけは言いたい - Munchener Brucke

    昨今の厳罰化を求める世論には二つの側面があると思う。一つは刑罰が持つ抑止力への期待。もう一つは被害者感情への共鳴である。 前者に関しては、交通事故など加害者が正常な人間が多い場合には期待できるが、殺人犯のような常識を逸した人間に対しては期待できないということは薄々気づいている人も多いはずだ。最近は「死刑になれる」ということ自体が殺人動機になっており、死刑の殺人事件の抑止力に期待するのは限度があることが明らかだ。また最近は、犯罪者を顕名にすることをマスコミに求める世論が強く、実名報道が増えている。恐らく、顕名にすることは社会復帰を困難にし、加害者への重い制裁になると考えている厳罰主義者が多いのであろうが、実態は逆効果で犯罪を犯すことで有名になりたいという犯罪者の虚栄心を満たすことに協力するだけである。中には両親への連帯責任を期待した逸脱した私刑欲求から、犯罪者の両親のプライバシーを暴きネット

    厳罰主義者にこれだけは言いたい - Munchener Brucke
    kojitaken
    kojitaken 2008/08/03
  • さすがの池田信夫氏も食糧問題に関する主張を変えてきた - Munchener Brucke

    さすがの池田信夫氏も糧問題に関する主張を変えてきた。私はかねてより彼の糧問題・農業問題に関する主張を批判してきた。2007年9月の「料自給率という幻想」では日で農業をやることを不合理とまで言い放っている。 「料自給率なんてナンセンス」である。リカード以来の国際分業の原理から考えれば、(特殊な高級農産物や生鮮野菜などを除いて)比較優位のない農産物を日で生産するのは不合理である。そもそも「料自給率」とか「料安全保障」などという言葉を使うのも日政府だけで、WTOでは相手にもされない。 http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/dc1ed23cfded932bbfe48b6e39058e5e 池田先生も長らく農業保護を批判し、糧不足はないとの主張を続けてきたが、やはり現実を鑑みて主張に修正が見られる。 まずは料不足という現状を認めた。もちろん糧問

    さすがの池田信夫氏も食糧問題に関する主張を変えてきた - Munchener Brucke
    kojitaken
    kojitaken 2008/06/15
  • 貧困問題の最終解決 - Munchener Brucke

    朝生のネタに戻る。もやいの湯浅誠氏が「我々はいつまで我慢すればいいのか」と言った一言が非常に印象的であった。自民党の世耕議員は「スキルがなければダメだ」と言い放った。それは間違いではないが、政治家としては無責任である。 世耕議員はサッチャー主義を信奉しているようだが、確かにサッチャー政権は弱者に厳しい上にスキルのない国民を自己責任として放置した。それでは却って国益にならないとスキルを得るチャンスに恵まれなかった国民に職業訓練のチャンスを与えようとしたのがブレア政権であった。 世の中には誰でもできる仕事が沢山あり、とにかく誰でもいいから低賃金で雇いたいと言う産業界のニーズがある。そのニーズに呼応するためにはスキルを得る機会を持たなかった人間を犠牲者としてその需要に当てはめるのは実に好都合だ。しかし、一見人件費を抑えられるために企業収益に貢献するようにも見えるが、これではいつまでたっても国が豊

    貧困問題の最終解決 - Munchener Brucke
    kojitaken
    kojitaken 2008/05/04
  • なぜ20代の若者は自民党を支持するのか。 - Munchener Brucke

    ガソリン税率、7割が復活に反対 衆院補選出口調査 - 政治 4/27朝日 で最近の選挙で常に自民党や与党系候補を支持する傾向の強い20代をキモいとコメントしたら、さすがにお叱りを受けた。確かに今回の補選でも他の世代より自民党候補への投票が多かっただけで数の上では、50%に満たないわわけだし、誰に投票しようと、どの政党に投票しようが、それを批判してはいけないことだ。不適切な発言えあったとこの場を借りて謝罪したい。 お叱りをいただいた、id:synonymous さん曰く「20代は小泉旋風の中で自己を確立したから、その中でも政治意識が強い層で自民党支持が強いのもわかる気がする。」と言っている。私は始めて選挙権を得た時の選挙が宮沢内閣が崩壊し細川政権が樹立した時の選挙で、自民党政権が音を立ててくずれた瞬間に強烈な快感を享受して、未だに自民党政治を終わらすことが是であるという神話を信じているフシが

    なぜ20代の若者は自民党を支持するのか。 - Munchener Brucke
    kojitaken
    kojitaken 2008/04/29
  • 醜悪だった「朝生 新しい貧困特集」 - Munchener Brucke

    私は劣化の著しい田原総一朗の番組は基的に腹立たしいので見ないが、今回は注目しているパネリストが多く出演するののでとりあえず見た。 相変わらず、田原総一朗の醜悪な司会進行が、すべてをぶち壊していた。大事な議論が深まらず、どうでもいい新自由主義か社民主義かというアカクロ論やレッテル張りに終始。最悪であった。 また田原総一郎は渡邉正裕とかいう元日経の記者を連れてきて、団塊の世代で厚待遇を得ている世代の給料を下げろ、解雇しやすくしろと言うアジを散々やらせて、最後は連合が悪い、その支援を受けている民主党が悪いという最近の田原総一朗の常套句と同じことを言わせた。 もう旧世代のリストラは90年代から行われており、給与のフラット化は相当進んでいて、まだそれが足りないとことさら騒ぎ立てるような問題ではない。しかも連合も同一労働同一賃金を主張して年功序列賃金が是等とは言っていない。世代間対立を煽って質を見

    醜悪だった「朝生 新しい貧困特集」 - Munchener Brucke
    kojitaken
    kojitaken 2008/04/29
  • なぜ暫定税率廃止で福祉や介護に影響が出るのか? - Munchener Brucke

    道路特定財源に関する暫定税率が失効し、各自治体の道路建設事業が相次いでストップしている。建設業者にとっては死活問題の話ではあるが、当に必要な道路は何か冷静に考えるいい機会と捉えることもできる。 この非常事態で、各自治体首長の手腕も問われる。歳出が限られたときに、このリーダーはどのような優先順位をつけるかという哲学が試される面もある。将来地方自治が拡大し、地方のことは地方で決められるようになっても、平気に福祉・医療・教育などの予算を削って道路建設を優先する首長が現われ、今より酷いことになるとも限らない。今は、地方自治の実力を測る機会でもある。 多くの自治体では道路工事をストップさせているが、中には道路以外の予算を凍結する自治体もある。仙台市の梅原克彦市長は1日の記者会見で、道路だけでなく、公園整備や学校の改修などすべての公共工事の発注を凍結する方針を明らかにした。 http://www.y

    なぜ暫定税率廃止で福祉や介護に影響が出るのか? - Munchener Brucke
    kojitaken
    kojitaken 2008/04/03
  • 安倍教育改革の顛末―右派の不満― - Munchener Brucke

    現状に不満がある人が多いと、「改革機運」が起こる。不満のベクトルがバラバラのまま、とにかく現状が良くないと思う人が議論して、総花的な改革案を作って、よくわからない改革をやって改革をした気になるというのはよくある話だ。 現状に不満が出やすい問題として、教育問題が挙げられる。教育問題ははっきり言って正解が求めにくい問題で、常に「今の教育は問題が多いから改革が必要だ」と叫び続けられ、改革議論が永続する問題だと思う。 よくマスコミは「改革が必要か否か」といった漠然とした世論調査を行うが、実にくだらないと思う。特に教育問題に限って言えばまったく意味がない。教育問題に関しては、今の教育がベストであると考える人は常に少数であり、常に多くの人が改革が必要だと考える性質のものだ。しかも改革の方向性は常にバラバラである。 教育改革を売り物にしていた安倍内閣は、そんな教育問題をうまく利用した。最初から改革が必要

    安倍教育改革の顛末―右派の不満― - Munchener Brucke
    kojitaken
    kojitaken 2008/03/28
  • 自給率向上のための議論をする前に「食料自給率という幻想」を読み返す - Munchener Brucke

    昨年の9月に池田信夫氏のブログを読み返したい。 松岡利勝の記事のコメント欄で、料自給率をめぐって論争が続いている。特に先月、農水省が日の自給率(カロリーベース)が40%を割ったと発表したことで、民主党が「自給率100%をめざす」などと騒いでいる。 しかし、この問題についての経済学者の合意は「料自給率なんてナンセンス」である。リカード以来の国際分業の原理から考えれば、(特殊な高級農産物や生鮮野菜などを除いて)比較優位のない農産物を日で生産するのは不合理である。そもそも「料自給率」とか「料安全保障」などという言葉を使うのも日政府だけで、WTOでは相手にもされない。 料の輸入がゼロになるというのは、日がすべての国と全面戦争に突入した場合ぐらいしか考えられないが、そういう事態は、あの第2次大戦でも発生しなかった。その経験でもわかるように、戦争の際に決定的な資源は料ではなく石油で

    自給率向上のための議論をする前に「食料自給率という幻想」を読み返す - Munchener Brucke
    kojitaken
    kojitaken 2008/03/13
  • 「僕の教育論は机上の空論」 橋下知事 - Munchener Brucke

    「現場を見ずに頭で考えていた。自分の教育論は『机上の空論』だったと反省している」 会見の冒頭、橋下知事が反省の弁を述べた。この日、初めて公立学校を視察、その「成果」を強調したのだ。 選挙中から「高校の学区撤廃」「学力別クラス編成」を提唱し、学力上位層の競争力を強化する教育改革に意欲を示してきた。9日には府の独自施策である公立小学校1、2年生の35人学級制について「効果に疑問がある」として府教委に見直しの検討を指示した。 13日に視察した柱小では、子どもの理解の度合いに応じてクラスを半数ずつ2カ所の教室に分け、少人数で指導する様子を見守った。橋下知事は「40人、50人でも授業は可能と思っていた。現場を見て、少人数で手取り足取り教えることも必要だとわかった」。 http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200802130080.html 今日は敢えて橋下批判をし

    「僕の教育論は机上の空論」 橋下知事 - Munchener Brucke
    kojitaken
    kojitaken 2008/02/17
  • 国民のマジョリティーは新自由主義でも社民主義でもない - Munchener Brucke

    新自由主義か社民主義かという議論は、正直空振りにあることが多い。なんやかんや、日で常に支持されているベタな考えは「税金の無駄遣いをやめて、その分で社会保障を充実」という思想だからだ。これは55年体制時代から、現在まで何ら変わっていないということをこの頃痛感する。 55年体制というのは、公共事業型「大きな政府」の自民党と、社会福祉型「大きな政府」の社会党という対立構造であった。社会党は既に大きな政府である現状で更に大きな政府にするための「増税」を謳うことはなく、基的に「税金の使い道を変える」ことを主張し、政府の増税策に対しては常に反対する立場を取ってきた。これについては共産党の同様の立場であった。 80年代末に、保守政治家の中から「税金の無駄遣いを止める」というような税金の使い道を変える議論が盛んに為されるようになった。その中で起きたのが自民党の分裂と新生党、新党さきがけ、日新党の誕生

    国民のマジョリティーは新自由主義でも社民主義でもない - Munchener Brucke
    kojitaken
    kojitaken 2008/02/11
  • 倖田來未擁護発言を考える - Munchener Brucke

    倖田來未バッシングを過剰反応として倖田を擁護するコメンテーターがいる。 倖田來未「羊水は腐る」騒動 擁護派コメンテーターに飛び火 勝谷誠彦が擁護に回るのは想定内だ。彼こそ私が2/3のエントリーで言及した「ホンネ射精型オナニー」を具現している人だからだ。かれの場合はオナニーというより普通の人なら躊躇する過激な発言をし、周囲から「良くぞ言ってくれた」と拍手喝采を浴びることで飯をっているコメンテーターである。 彼のような人は、「問題発言をした人をバッシングする」という行為に、ホンネ射精型オナニーが興隆する以前の時代を髣髴し、無条件に嫌悪感を抱くのであろう。 それ以前は社会的良識と戦後民主主義的な進歩主義による強迫観念が支配していた。良識派は「人が不愉快になることは言わない」ということを道徳的に主張し、進歩派は民主主義や男女平等、人権といった新しい価値観に基づかない旧来の発言をする人たちを後進的

    倖田來未擁護発言を考える - Munchener Brucke
    kojitaken
    kojitaken 2008/02/11
    私のブログで勝谷について書いた古いエントリに突如アクセスが集中したので驚いたが、そういうわけだったのか
  • 新自由主義と陸続きにあった80年代都市リベラル - Munchener Brucke

    私は中高生時代に左翼教師の洗礼を受けて、左翼的思想に染まり、90年前半20歳前後で新自由主義の洗礼を浴び、2003年頃から新自由主義に疑問を持つようになった。 ただ、どうも私が中高生時代に浴びたものは、左翼思想でないのではないかという疑問が最近沸いてきた。私が影響を受けた現代社会の左翼教師は、毎回朝日ジャーナルからネタを引用し、今日的な問題と政治的背景を私たちに語ってくれた。まあいかにも左翼なのだが、授業の内容を思い出すとこんな感じであった。自民党はわざと一票の格差をつけ農村部の選挙区を増やし、我々が納めた税金を農家にばら撒いて選挙基盤を構築しているので一党独裁が続いている。ガソリン代の半分は税金で、これを元手に誰もいない山奥まで道路網を整備し、土建屋を儲けさせている。その土建屋が政治献金したり選挙運動するので自民党は強い。都市部では大型小売店を保護して、商店街を守っている。都市部では商店

    新自由主義と陸続きにあった80年代都市リベラル - Munchener Brucke
    kojitaken
    kojitaken 2008/02/06
    自ブログ言及
  • 自民党とネット右翼はもはや言葉が通じない−毒ギョウザ問題にみる− - Munchener Brucke

    安倍政権崩壊以降、すっかり元気のなかったネット右翼たちが元気だ。待ってましたと言わんばかりの中国の毒ギョウザ事件が起きたからだ。 同時に、小泉-安倍政権を通じて、政権に寄り添っていたネット右翼と政権との距離が、確実に乖離していることも痛感した。 ネット右翼の間では、今回の件で「なぜ政府は中国品の輸入禁止に踏み切らないのか」という批判が強い。福田政権がこの問題において慎重な対応に終始しているからである。 残留農薬対策で協力と福田首相=舛添厚労相、再発防止策徹底−参院予算委 1/31時事通信 【官房長官会見】「中国産品買い控え 止めることはできないが…」 1/31産経 「中国産だから、ことごとくすべてだめだと言い切るのはいかがなものでしょうか」 この問題を理解する前提として、中国経済の基礎知識を共有せねばならない。中国は13億という人口を背景に巨大な国内市場を抱え、製造業が血眼になって輸出

    自民党とネット右翼はもはや言葉が通じない−毒ギョウザ問題にみる− - Munchener Brucke
    kojitaken
    kojitaken 2008/02/03
  • 左派ブロガーの極端な改革アレルギー - Munchener Brucke

    最近「改革」という言葉に過剰な拒否反応を示すブロガーを多く散見する。もちろんここ数年はエセ改革者がチープな改革論を振りかざして、散々日を荒らしたのは事実だ。ただ「改革」と名のつくものはすべて悪なのであろうか?これは「バラマキはすべて悪である。」と信じて止まない改革論者同様、言葉ジリの俘虜に成り下がった人々の断末魔に見えてならない。 特に目に付くのが「改革」という言葉に過剰に拒否反応を示す左派ブロガーの存在である。保守主義者で、例えば西部邁のように「進歩」や「改革」「革新」という態度そのものを批判するのであれば、それはそれでスジが通る。日常的に左翼やリベラル派に共闘を呼びかけるような立場を取りながら、極端な改革否定に走るような態度は理解に苦しむ。元々、左派は「生活を改善したい」というような改良主義を基盤にしており、「改革」を否定した段階で左翼であることを辞めるべきだと思う。平和や人権を大事

    左派ブロガーの極端な改革アレルギー - Munchener Brucke
    kojitaken
    kojitaken 2008/01/29
    私も批判されている側なのだろうが、このエントリには納得できない。反新自由主義の側に立つ人間は、既に90年代末には「バラマキ批判」を反批判しており、たとえば亀井静香などを再評価していた。
  • 大阪府知事選橋下圧勝でも自民党反転が難しい二つ理由 - Munchener Brucke

    この結果を、小泉郵政選挙の再来と錯覚した人は多いだろう。底堅い自民・公明の基礎票の上に、無党派層を票を多く集まれば鬼に金棒、圧勝の方程式である。また若者と女性に支持された点も小泉郵政選挙に似ている。 明日の新聞は「民主小沢党首の求心力低下免れず」「自民党反転の足がかり」と言った見出しが躍るであろう。民主党がどうなるかは別として、自民党がこれを反転のきっかけにするのは難しいと見る。 小泉自民党を支持した若者の心理は以下の三つに分類できる。 保守派:いわゆるネットウヨ。外国に毅然とした態度をといる政治にカタルシス。 改革派:既得権益を切り刻む政治にカタルシス。 媚権派:政権与党を支持している自分に自己陶酔。 この3つは3年前まで一体化して区分が難しかったが、いつ自民支持から離れたかで区分ができる。まず最初に離反したのは改革派で、安倍内閣が郵政造反組復党を決断した時に多くの人が離反した。次に安倍

    大阪府知事選橋下圧勝でも自民党反転が難しい二つ理由 - Munchener Brucke
    kojitaken
    kojitaken 2008/01/28
  • キャスティングボードを握る社民派 - Munchener Brucke

    意外かもしれないが、経済政策だけを見れば新自由主義と公共事業重視派が対極にあり、社会保障重視の社民派がキャスティングボードを握る形になっている。 実はこの構図は90年代の日で既にみられた現象だ。当時の社会党は、自民党から分離し新しい政治を目指す勢力と共闘したが、やがて新自由主義より古い自民党的な政策の方がまだマシだということでさきがけとともに非自民連立政権を離脱して自社さ連立政権を樹立した。 この政権は野合と言われ評判がすこぶる悪いが、社民主義がキャスティングボードを握っていることを理解できれば、起こりうる現象と理解できる。 結局、この後、社会党、さきがけともに崩壊するのだが、この中でやはり公共事業重視の古い保守より新自由主義と共闘した方がいいという第三の道志向の議員が終結したのが当時の民主党である。

    キャスティングボードを握る社民派 - Munchener Brucke
    kojitaken
    kojitaken 2008/01/20
    私も94年には自社さ政権に期待していました
  • 新自由主義が最悪で、まだ古い自民党の方がマシというリベラル派も - Munchener Brucke

    リベラル派の中で、新自由主義が最悪で、まだ古い自民党の方がいいという人も少なくない。 都市在住のリベラル派にはちょっとピンと来ないかも知れないが、地方在住のリベラル派に多い。 「きまぐれの日々」もそういったブログの一つだ。この中で朝日新聞を新自由主義に親和的であると批判している。 http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-554.html ただ朝日新聞はやはり東京中心世論の影響を受け、古い自民党より新自由主義の方がマシという立場だと思う。

    新自由主義が最悪で、まだ古い自民党の方がマシというリベラル派も - Munchener Brucke
    kojitaken
    kojitaken 2008/01/20
    自ブログ言及